人口減少などの厳しい事業環境にあった地域公共交通は、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛により、さらに甚大な影響が生じています。一方で自動運転、MaaS、BRTなどの最新技術を活用したサービスも登場するなど、まさに変革期を迎えています。
本ウェビナーでは、アフターコロナの時代を見据え、地域公共交通が人々の豊かな暮らしを支える基盤として機能し続けるために、交通施策を考える行政と、地域公共交通を支える事業者の両方のお立場から取り組みや今後の展望などを共有頂きます。これらが皆様の今後の検討のお役に立てれば幸いです。
開催日時:2021年7月8日(木)14:00~16:15
14:00~14:05主催者挨拶
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14:05~14:35日本版MaaSの取組と今後国土交通省 総合政策局 モビリティサービス推進課 企画官 土田 宏道 氏 国土交通省における”日本版MaaS”の普及に向けた取組と今後について紹介いたします。
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14:35~14:55連節バス導入を通じた公共交通利用促進について神姫バス株式会社 バス事業部 営業課 課長 佐藤 匡 氏 2021年2021年4月に神戸市において運行を開始した連節バス「PortLoop」の導入を通じて、公共交通の利便性向上の取り組みを紹介いたします。
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14:55~15:15「スマートバス停」の全国展開状況と西鉄バスにおける「導入効果」株式会社YE DIGITAL マーケティング本部 事業推進部 筒井 瑞希 2020年1月より販売開始した「スマートバス停」の全国展開状況と、西鉄バス北九州様における北九州エアポート線の2路線すべてをスマート化した「導入効果」についてご紹介いたします。
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15:15~15:25休憩
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15:25~15:45AIオンデマンドバス「のるーと」実証運行の状況と今後の展望西日本鉄道株式会社 自動車事業本部 未来モビリティ部 モビリティサービス担当 課長 日高 悟 氏福岡県内3か所で運行中の「のるーと」の利用状況やお客さまの反応、課題、今後の展望などについて実績を交えながらご紹介いたします。
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15:45~16:15【特別講演】熊本市における公共交通と今後のまちづくり熊本市 都市建設局 都市政策部 交通政策課 課長 黒部 宝生 氏 熊本市における公共交通の現状と課題、これまでの取り組み、および今後の施策展開をご紹介いたします。
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国土交通省 総合政策局 モビリティサービス推進課 企画官 土田 宏道 様【略歴】
2002年国土交通省入省。国土交通大臣室課長補佐、航空局交通管制企画課課長補佐、
人事課課長補佐、大分県庁交通政策課長等を経て、2019年7月より現職。
【所属団体のご紹介】
国土の総合的かつ体系的な利用、開発および保全、そのための社会資本の整合的な整備、
交通政策の推進、気象業務の発展並びに海上の安全および治安の確保等を担う官庁。
【現在の主なご担当事業】
MaaSをはじめとする新たなモビリティサービスの普及のための、政策の企画立案、各種施策の実施。
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神姫バス株式会社 バス事業部 営業課 課長 佐藤 匡 様【略歴】
2000年入社。申請業務による他社調整業務をきっかけに、
ICカードシステム導入・高速バス業務に関わる。
2015年公益社団法人日本バス協会出向。2017年に現職。
【所属団体のご紹介】
兵庫県姫路市に本社を置き、兵庫県南部を中心にバス事業をはじめ、
不動産事業・生活サービス事業を経営する。「地域共栄 未来創成」を企業理念とし、
各事業を通じてまちづくり・地域づくりを行う企業グループとして地域に貢献する。
【現在の主なご担当事業】
様々な取組みを通じてバスの利便性を向上することで、公共交通のご利用を増やすとともに、
第一線でお客様に接している窓口や乗務員をサポートする役割も担っています。
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西日本鉄道株式会社 自動車事業本部 未来モビリティ部 モビリティサービス担当 課長 日高 悟 様【略歴】
1995年関西大学社会学部卒業。同年西日本鉄道㈱入社。
バス部門、広報部門、企画部門などを経て2017年から現職。
【所属団体のご紹介】
福岡県下を中心に運輸(鉄道、バス)、不動産、物流、流通、
レジャー・サービス事業などを営む企業グループ。
グループバス保有台数約2700台。
【現在の主なご担当事業】
AIオンデマンドバス、自動運転バス、交通系ICカード「nimoca」
などを活用したモビリティサービス全般の企画開発。
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熊本市 都市建設局 都市政策部 交通政策課 課長 黒部 宝生 様【略歴】
平成6年4月 熊本市役所入庁 市民局福祉部保護第二課
平成21年4月 総務局総務部行政経営課 主査
令和2年4月 都市建設局都市政策部交通政策課 課長
現在に至る
【所属団体のご紹介】
熊本市は人口が約74万人、平成24年に全国で20番目の政令指定都市に。
本市では、今後本格的に到来する人口減少・超高齢社会に対応するため、
中心市街地や地域拠点を利便性の高い公共交通で結んだ多核連携都市の形成を目指している。
【現在の主なご担当事業】
公共交通に係る総合的企画及び調整に関すること。
自転車の利用に係る総合的企画及び調整に関すること。
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株式会社YE DIGITAL マーケティング本部 事業推進部 筒井 瑞希【略歴】
2018年、株式会社YE DIGITALへ入社。
マーケティング本部事業推進部へ所属し、スマートバス停事業を担当している。
【所属団体の紹介】
株式会社YE DIGITALは、安川電機グループのIT会社として1978年に創業。
以来40年余、安川グループを始め、製造業のお客様のもとで培った技術や
業務知識を磨く一方で、IoT、ビッグデータ、AI、セキュリティといった
新しい技術を積極的に取り込み、展開している。
【現在の主な担当事業】
スマートバス停事業・デジタルサイネージ事業における、企画・販売・プロモーションを担当。
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